ドミニカ・サンバ |
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れつだん先生: 本人からうpしていいと言われたのでします。ひやとい |
ランチョポ共和国の朝は早い。日本じゃ24時間営業がいわゆる一つの宣伝文句になっているが、ランチョポ共和国ではそれがデフォなのである。 人々は寝ることを知らない。夜を知らないのだから当然である。ランチョポ共和国の人々は、その結果様々な部分が進化していた。 瞼を10秒以上閉じることができない、店は閉店しないので閉店セールがない、鳥目、暗闇恐怖症、などである。 ランチョポ共和国のシッセーソッシ村に住む山下義春は、ペペロンチーノ村に住むガールフレンドのキム・タラコの自宅へ遊びに向かうところであった。 「夜中がねぇから子供に隠れてセックスできねぇぜ」が口癖のキム・タラコ。二人とも純ランチョポ生まれである。キム・タラコはキムチしか食べることが出来ないわけではないのだが、三食キムチonlyであった。山下はランチョポ名産のプモーイリャンを使った料理タタータタータを好んでいるが、キム・タラコはキムチしか作れない。ついこないだも、その件で醜い争いをしたばかりであった。 「僕はタタータタータが食べたいんだ!」 「ニダー」 「なんだと! もういっぺん言ってみやがれ!」 「ニ……ニダー!」 キムは走った。 「キム・タラコ!」 |
2016/09/30 (金) 20:02 公開 |
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