ソフトバンク・ショップ物語 |
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れつだん先生: ゅぁ |
先日iPhone6Sの電池交換をアップル・ストアで行ったのだが、画面に貼り付けておいた四千円ほどしたガラス・フィルムが剥がされた状態で返ってきたので、それを買いに駅前にあるソフトバンク・ショップへ行った。入り口にペッパー君が立っている。入店した僕になんの反応をするでもなく、ただそこに立っている。少し前に進んで、後ろに戻って、立っている。 もっとペッパー君を観察してもよかったのだが、白いカウンターの向こうに立つ男性店員が大きな声で笑顔でもって番号の書かれた紙切れを取るように指示してきたので、それに従って紙切れを取り、白いソファに座る。なにもかもが白い店内に座っていると、ガラス・フィルムなどどうてもよくなってしまった。別にそれを買わねば画面が粉々に砕けるわけでもないし、少し指紋がついて脂っぽくなるだけだ。その都度拭けばいい。馬鹿らしくなったので立ち上がって店を出ようとすると、ペッパー君が突然近づいてきて無表情で「どうしたんですかぁ」と喋った。続いて「いらっしゃいませぇ」だとか「なにをお探しですかぁ」などと一方的にまくし立てている。ははぁんなるほど、一度入店した客を逃さないという孫正義会長の作戦だな。よく考えてみれば、こんなポンコツのガラクタに資金をつぎ込むわけがない。なにかメリットがないと、こんなポンコツ、無表情だし会話をする気が一切感じられないし真っ白だし見た目ロボットだし、全然なっていない。 もっと見た目を人間に近づければいい。コマーシャルに出ている上戸彩そっくりにすれば、上戸彩のファンが店に集ってauやドコモの客がソフトバンクになだれ込んできて、一体百万だかなんだかのペッパー君上戸彩仕様がばかすか売れて、ソフトバンクはハッピー、孫会長は大儲け、ソフトバンク・ホークスに大量に資金を投入、ホークス・ファンの僕は大喜び、連続優勝連続日本一。 勝利を掴め! ソフトバンク・ホークス!! げ〜んかい〜なだの〜潮風にぃ〜 きぃ〜たえし翼〜たくましく は・や・て・の・ごとく 颯爽と〜 栄光を目指し〜は〜ば〜たけよ〜〜 デデデデ!(ソレ!) で、で、で!! いざゆぅけぇ〜 無敵のぉ〜 若鷹軍団〜! ちゃっちゃらっちゃらっちゃー いざゆぅけぇ〜 炎のぉ〜 若鷹軍団〜! てれるるれーる〜 我ら〜の 我らの〜 ソフトバ〜ンク・ホークス! ぺれっぺっぺっぺっぺ! でん! ちゃんちゃんちゃんちゃんっ! |
2018/03/14 (水) 21:58 公開 |
作者メッセージ
こんな しょうへんに まじになって どうすんの |
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感想・批評 |
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しょう、へんへーん。
1:ひやとい <21lnWK4A> 2018/03/14 (水) 22:34 |