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なにもできない御仁たち
 
どうも俺は巷では「樋口」と呼ばれているらしい。
ただ、俺の存在は既に仮想空間上には残っていない。
彼らの言う「樋口」と言う人格はどのようなものなのか、呼ばれている本人すら理解できない。
ぬえの類だろう。ただ、ぬえの類だとしたら、それは都市伝説のようなものだ。
言っている彼らは特定の人物と結びつけたようだが、それもなんら確たる証拠はない。
ぬえだから当然で、つかみどころがない。
それを無理やり、結びつけただけだ。
彼らの内輪の隠語のようなものだ。
実体はない。
さて、そのぬえがなにかをやらかしたと騒ぐが、そのぬえがやった痕跡は残っていない。
行動パターンから推測いや無理やりあてはめているだけだ。
彼ら自身の行動が「樋口」と言うぬえからだけ恨みを買っていると思いこんでいるとしたら、相当おばかさん。
いらぬところで喧嘩を売りまくり、目立つ言動をしていれば、当たり前だが、他の人間のターゲットにもなる。
彼らはぬえを追い続けるがなんら、進歩のない日々を過ごしているだけだ。
匿名掲示板でからかいのコメントをするだけで、こういう文章すら書けない。
ぬえの正体を実際はわかっていないのだから、当然だ。
結局、なにもできない御仁たちなのだ。
2020/12/25 (金) 21:13 公開
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感想・批評
鵺なら鵺らしく世界観をピリッと構築できるような文章が欲しいな
異形の者としてのアトモスフィアが不足していると感じる
また、人間の中の滾るような憎しみを記すのであれば、閉塞しているイメージと
向かうエネルギーの向き先などをしっかりと読み手に印象づけられるといいだろうな
それと分量的に失速している印象しか与えないので、鵺について読者と共有できた先に
内輪に落とさないようにエピソードを挟んでいくなどすれば、普遍的な文章にもできたかもしれない
どちらにしても緊張感が不足している
2:<HTcGe/MO>
2020/12/31 (木) 09:48
微妙 1点
ぬえ〜んちゃって。
1:ひやとい <4UyQwxS6>
2020/12/26 (土) 03:22

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