読了した。面白かった。重苦しい、ザ純文といった作品だと思う。
スレにも書いたが、こういう作品の存在を忘れていた。
昔はこういう作品もそれなりに投稿されていたなと思いだした。
もう少し長くても読めると思う。ラストいいな。
古井由吉は読んだことないんで、比較はできない。
ボロボロに叩いてやってくれというのなら、どこかの公募に出して、上手くいかなかったとかなのか？
物足りないとすれば、男の人生を追っているのに、それが家族との関係の書き込みがもっとあるといいかなというところがひとつ。
一度の喧嘩しか具体的な軋轢が書かれていない。
東京の本社での話をもう少し具体的なエピソードで書いてくれるといいかな。
狂気へのズレとかも、酒とかをかっくらうだけではなく、何かほかの追い詰め方があるといいのではないだろうか。
（二）に入ったところくらいで、時間が飛びすぎるのもちょっと物足りないな
もうエピソードを一個くらいこの辺りで追加してくれると深掘りできるのかな。

文章的には（二）に入ったところくらいで、視点が揺れているのか、
主人公の内面と妻の内面を同時に描いているようだったので、主体がどっちになっているのか少し混乱する。

全体的には伝統の文体といったところで、読みにくいってほどでもないが、読者はどのあたりを想定しているのかは気になった。

馬鹿にされた気がするよ。私が悪いけど。

相変わらず一個の題材で、延々と語り尽くせる豪腕さに感服する。これだけ言葉とリズムを操れるのはもはや才能ではないだろうか。どっかで華々しくエッセイストとかでデビューしてくれたまえ。

どーもです。

まわりに影響を受けやすい体質ってけっこう大変だなあと、それなりに影響を受けやすい私は思うのです。

読み手の知識をあてにしてる、長すぎる、って言うのは本当におっしゃる通りで、読み手を意識しないとあれも言いたいこれも言いたいってなっちゃうのよね。ただの独り言ではあるんだけど、それでもこんな書き方してたらいつまで経っても成長しないよなあって思ったよ。

長いｗ
4分の1くらい削った方が読みやすくなるんじゃないかと思った。
蛙のタマゴとタピオカだけで引っ張るには、タピオカも蛙のタマゴも描写が薄い気がするからかもしれない。
でも、それも作風でいいのかもしれないとも思ったり。削るにしても5分の1程度でいいのか、それともそのままでいいのか。
読み手の知識を当てにしている書き方ではあるとは思う。
ふわふわしている軸を表現できているという意味では良いのかも知れない。

嫌いじゃない。

これいいな

クリシンが脳梗塞をやったとき、鏡をマヒした手の位置に置き、自由な方の手を映してリハビリしてたらよくなったというのを思い出しました。メルロポンティがどうのこうのとかいう認識論の応用だそうです。