感想  名簿  投稿  案内  モバ 
文芸部
ALL  純文  現代  ラノベ  歴史  推理  SF  ホラー  競作  その他
64/82ページ [ 現在 811 レス ] ランキング 
[←]
69 68 67 66 65 64 63 62 61 60 59
[→]

月子ロス症候群  作者:ミラ  へのレス
纏まりはあるが、文章がオチに近付くにつれ先細り感があるような

あるときはそんなことも言った。  へのレス
ハードボイルド。
ざっくり乾いた筆致で読ませたかと思いきや締めでパロディに逃げた。
他にやりようがあったんじゃなかろうか。
勿体無い。

花と月子  へのレス
絵画の情景。
絵画に物語あり。描写一本で絵を読ませる作者の腕に拍手。

月 子  作者:ヤマモト  へのレス
ドクターストレンジラブ。
じょうず。魍魎の匣を思い出した。
グロテスクな映像のインパクトに比して話自体は綺麗に割り切れており、
二人は幸せに暮らしましたとさめでたしめでたしで残るものがない。
ストレンジラブと言うには真っ当な、童話を読んだような読後感でした。

バーテンと月子  へのレス
にょろ。
作者の意見や経験的な部分が含まれていて、一般論としてだけではなく、作者さんの色が出ているように思います。
だから、というと変ですが作者の偏見が多分に含まれている様にも感じる。
もうすこし意見をまとめて、月子に対する本質を抽出できれば、エッセイの枠を超えていくのかもしれません。

わたしの月子  作者:ヤマモト  へのレス
にょろ。
うん、面白かったです。
二重人格と言うよりは、幻覚でしょうか。
月子ともうひとりの月子、二人の双子姉妹のような関係性が面白い。
ストレスによる人格解離という、暗い影が付きまといそうなところを、さらりと明るく描いている。
そして、リアルにおける月子祭とリンクしてくるあたり、にくい演出ですねえ。
楽しませていただきました。

花と月子  へのレス
にょろ。
丁寧な描写で、綺麗でした。
しかーし、最後の一文が納得できません。
鮮青の空の下、萌える芝生に水撒き少女、そして輝く白の貴婦人。
そんな絵を見た後に、暑いからビール飲むか! って風情がないやい!w
生涯忘れないような美しい女性に出会って、その余韻をどう楽しむか、うまい演出があれば良かったです。

描写がスッキリしない部分もありました。
たとえば犬の描写のところ、犬がボールと戯れることが2度説明されているところや、(書き方は変えてありますがモヤモヤしました)
「それは夏の情景だ」という一文は力があっていいんですが、そこまでの描写に盛夏という感じを出してもらった方がよいのかなと。
百葉箱とかの書き方がもったいない感じがしました。

とはいえ、総じて精緻な描写が素敵でした。

月 子  作者:ヤマモト  へのレス
にょろ。
面白かったです。
ただ、ある種、出オチであるので、後半の伸びが少し物足りなくもありました。
月子が人として見えてこないところがもったいないのかも。
はたして月子は脳と眼球の姿になってまで創作を続けたかったのかとか。
月子の想いもどこかに見えればよりよくなったのでは。

月子の思いで  へのレス
にょろ。
月子係w 楽しそうw 一週間限定でやってみたくなりましたw
しかし語られた思い出のどのへんが美化されいて、どの辺がホロ苦いのか。
5枚の制限では、確かに前半の使い方がもったいない気がしました。
物語のチュートリアルとしては機能して行きそうな出だしなのですが、如何せん、今作の後半では活かされていないような。
前置き、いわゆる導入としての大仰な語りは嫌いじゃないのだけれど、そこに珍妙で歪曲された、例えば性的倒錯の具合であるとか中二病的尺度がいかほどかといった意外性を持たないのであれば、不要に見えてしまうかもです。

また、ぜひ告白シーンは書いて欲しかったかも。
それこそキュートでビターな思い出として。

愛情  作者:月子祭り参加作品  へのレス
にょろ。
ストレートなタイトル。ストレートな内容。
そこからのラスト二行、「だからもう月子はいらない。」
清々しくてよかった。

変に凝ってもいないし読みやすく、すんなりと入っていける。
でも、そこで終わってるのかも。
いわゆる女子が称するところの、いい人止まり、みたいな。
フィクションにしろ、私小説にしろ、もう少し読み応えになりうる何かがあればよかった。

[←]  
[→]