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愛情  作者:月子祭り参加作品  へのレス
主人公の焦燥感というか、月子を求める切羽詰った感じが文章に上手く表現されているなと。
それを終盤にアッサリと覆して、彼の想いがフッとどこかに消える様も見事だった。

しかし月子のことは忘れた、いらないといいつつ、こんな作品を書いた主人公。
よく考えればやはりまだ月子に未練があるのかと、狂人の異質さを垣間見たようで寒気がした。

月子の思いで  へのレス
普通に読めるが特に売りになる部分がない。
作者が何を目指しているのか、何を伝えたいのか、私にはよく分からなかった。
そもそも月子がテーマなのに平凡な主人公が前に出過ぎでは?
もっと月子の異質さを前に出して、突き抜けて欲しかった。

月 子  作者:ヤマモト  へのレス
面白い。よくこんな設定が思いつくものだと感心させられた。
脳みそと、眼球、しかも左目だけ。無駄に設定が細かく序盤からとても生々しい。

脳みそ化した月子が発した言葉が作中に一切ない。
彼女の言葉は我々が知る月子の作品とレスだけなのだな。
現実とフィクションを融合させて楽しませる作者の遊び心が良い。
月子の飄々としたレスがこの作品を読んだ後だと微妙に怖かったりする。

花と月子  へのレス
ふわふわとした現実離れした作品かと思いきや、絵画の鑑賞シーンだったか。
ちゃんと現実に着地して、冷房の効いた天国から、うだる様な暑さの雑踏に戻っていくのだね。
鮮やかな絵の描写と冷房で涼んでいた主人公の感覚とが見事に交差している。
そして最後、絵の余韻を残しつつ去っていくその清々しさ。とてもよく伝わった。
絵画の中の月子はまさに女神さまだ。

わたしの月子  作者:ヤマモト  へのレス
文章も安定しているし、読ませる話だった。

月子がパパを擁護する理由、パパの家から戻って来た理由、少しでも具体的に書いてあれば更に話に深みが出たと思うが、月子は実在せず、よって月子の発言も本当は無かったとするなら、今のように書かなくて正解か。

ネットでしか存在しない月子を上手く表現した秀作だと思う。
実際、月子がこんな感じだったらと妄想すると面白い。

バーテンと月子  へのレス
人は様々な面を持っている。現実で会っても全てを知ることは出来ないし、会う人によって態度も変わるだろう。

月子について書くなら作者の方からアプローチすべきだ。
他の人には見せない面を知ってから小説を書き、あぁ、月子とはそういう人物なのかと、読者に思わせて作品に価値が生まれる。

自分勝手に相手への疑念を提起しても、それは月子のことを書いているのではなく、作者の猜疑心を吐露しているだけの話で、誰かに興味を持って貰うのは困難だ。
証明すべきは月子ではなく作者自身にある。

月子と陽子  へのレス
文章が雑に感じた。終盤でストーリーが理解出来なくなった。
感想欄を読んでようやくわかったが、そこから何の感情も起きなかった。
気負って複雑な仕掛けを考えるのではなく、もっと単純にキャラを掘り下げてはどうか。

あるときはそんなことも言った。  へのレス
もう少し文章を削れば、無骨な主人公の感じが乗ったのではないか。

あと最後の駄洒落、読後感は最悪だが、主人公の最後のシーンとして相応しい気もした。
でも作品全体でみると違和感しか残らなかった。

月子の思いで  へのレス
隣の席の変な女の子に振られた思い出の話。
前置きがくどい。
くどくど語った割に事の顛末がただ振られました、では青春の美化やら甘酸っぱさを読者に想わせるにはいささか無理がありすぎる。

花と月子  へのレス
読者の脳裏に一枚の画を完成させる手腕は見事
それに格調高い

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