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appetite moderno  作者:秋吉君  へのレス
この語彙力、プライスレス!文章力賞があれば優勝待ったなしでしょう。この作品に付いてる感想も周りより少しレベルの高いことを要求しているように思う。けどやっぱり自分もなにか少し物足りないような気がする。彼女が離れていきやすい理由のために主人公を高齢にしたのかもしれないけど、むしろもっと釣り合うほど若くて、どうして彼女が離れていく方がわからない方が、「食材に旬があるように、人との交わりにも時季というものがあるのだろう。」という文章にも印象が増したように思う。今のままだと男は上記の文章のように交遊の旬を過ぎたと勘違いしていながら、女の方では最初から男性としての旬を過ぎた主人公を金蔓としてしか見ていなかったように思えて、そのちぐはぐ感にすっきりしない。それとも女は、最初は多少なりとも男に気があったのかな。
評価:4

定番メニュー  作者:ミラ  へのレス
今回の祭りで好きな作品の一つ。最後の一行なんか知らないけどすごい笑った。ユーモアとちょっとした狂気。立派なショートショートだと思う。父親はなんであんなことを言ったのか知りたい。
評価:4.5

カイタク  作者:老人A  へのレス
奇想天外!!全国の老人たちの介護を嘱託されたってことなのかなw
五枚以上でもうちょっとディティールを凝れば世にも奇妙な物語なんかでありそう。
評価:2

敗者のカツサンド  作者:Kindle厨  へのレス
保坂和志という作家が小説は自分を救うために書くものではないと言ったけれど、落ち目落ち目の零細作家の五年間の自伝なんて誰が読みたいと思うだろう。プロならいつだっておもしろいと思う話を読者に提供する気概がなくちゃいけないんじゃあなかろうか(物語の中にはどんな話か具体的なことは書いてないけど)。これじゃあ最後の方の一発逆転のフラグをものすることはできないと思う。全体的に主人公がプロであるというリアリティが感じられぬ。
評価:2

鬩ぎ合い  作者:ぷぅぎゃああああああ  へのレス
オチが擬人の正体ばらしで終わるだけだと呆気ない気がする!時代は二段オチ!二段オチがほしいです!
評価:2.5

羊羹  作者:蛙  へのレス
最初に羊羹という発想があり、筆力に任せてゴリゴリ書いていったという印象。気ままに書き散らしてこのくらい書けるのはすごいと思うけど。もはや彼女は人間じゃない、羊羹だ!作中から伝わってくるようなそんなちょっとバカバカしいこの感じを自分が受け入れられないだけかもしれない。全体を通して彼女はそんなに羊羹好きじゃないんじゃねっていう感じもなんかちぐはぐしてて腹納めが微妙だった。
評価:3.5

Mangiare,Amare,せめてCantare  作者:つしたらのし  へのレス
恥ずかしがり屋の君はなぜ食いしん坊の振りをしていたんだろう?
最初は気ままに書き付けられたモノローグかくらいの印象だったけど、何度か読み返してみるとこの二人の人となりが滲み出てくるような気がして、意外としっかりとした世界観があるのかもしれないと感じ、だんだん好きになっていくような気がした。
評価:3.5

追憶のレシピ  作者:覆面ジャッジ  へのレス
いくら空腹だったからとはいえそこまでトチ狂うものかとは思いつつも、そこはまあ小林雄二のキャラクター次第だとして、最後の晩餐が間違って叶えられたことにはなにか仕掛けがあったのかな。子どもを殺したこと、けれど人肉は食わず犬肉を食った?ところも。文章は無理なくまとまってるけど色々読みとり難い箇所があった。
評価:3

いただきます  作者:もりそば某  へのレス
百合っていうのはなあ!もっとこう、滾るものがないとだめなんだよおおお!と叫びたい。世界の中心で百合について叫びたい。
最後もそうだけどどいつもこいつも表現が直接的すぎる、ように思う。もっとなんていうのか、雰囲気っていうか外堀からじわじわ攻めていく感じがほしい。じわじわ百合成分が滲み出る感じね。わかるかな紳士諸君。初っ端からああそういう小説なんだなっていうのがわかって、お約束の描写ばかりじゃやっぱりつまらない。pixivとかね、あの辺のそういう小説はすごいよね。もうゆりんゆりんだよね。のっぴきならないよね。
しかし所詮五枚という限られた箱庭の中で百合という盤根錯節とした奥深い世界を描くことがそもそも難しいのかもしれない(完)
評価:2.5

食慾堂  作者:ヤマモト  へのレス
こういう店本当にあるの?胃ロウなんて初めて聞いた。作り事だとしてもなんかどっかにありそうだなあって思ってしまうさりげない話だった(採算とれなさそうだけど)。最後もうまくまとめられてる。個人的には他人の食べっぷりで胃を慰めるなんて理解できないけどこれも何不自由なく食べられるのが当たり前だと思っている健常者の考え方なのかなあと思うとちょっと感慨深い。
評価:3.5

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