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初詣までの路  作者:大蜷局大吉 ◆XYndhCe37s  へのレス
コメントありがとうございます。
現在、内容と文体で、捨てコテを使った所でスレの方では100パーセント特定できると言われる
押利鰤鰤(旧・杉岡龍治、旧・二つ名はやわらか肉の錬金術師)です。
>>不要な描写(あっても無くても小説に大きく影響しない描写)
これは文字数稼ぎとも言えますが、あえてどうでもいい話を入れているというか、そう言う作風の西尾維新作品(関係ないと思ったら、後半への伏線だったと言う事も多いですが)が好きなもので。
短編でそれをやるなと言うのは解ります。

>>この投稿作は、恐らく軽い気持ちで書き流したものですよね?
はい。
4時間くらいで11枚。悪くないとは思います。焼き回しと言われますが。
中盤書いてる時点でも、ラストはどうしようか見えていなかったです。

>>そして、終わっていない。つまり、まだ続きがある。というか、まだ全然序盤の方。
終わっています。
この二人がその後どうなるのかというのは別の話です。
どうにもならないし、この時点で二人の関係が発展するわけではありません。
これが100枚の話なら、残り90枚のストーリーもあるでしょうが、10枚の話は10枚で終わりです。
こう言う余韻を残す終わり方は良くある事ですし、そう言う終わり方が好きなもので。
もちろん、公募狙いの作品はある程度きっちり終わった方が良いのかも知れません。

>>「やっぱりか…でも、その点は自覚してたし、本気作ではそんなことしないから問題無し!」なんて
自分を甘やかす言葉が出ないレベルまで推敲することをお勧めします。

結局、作品を投稿して今のように100パーセントの確率で、誰が書いたか当てられるようじゃ駄目だって事でしょうね。

目指すところはあっても、いざ書いてみると今まで通りになってしまうのですが、そこを打開する方法を見つける事ができないでいます。


>>先生は「こんなの3行で十分だ(不要な場面、不要な描写だらけ)」
>>と言って原稿を放り投げてしまいます。


 バイト先の後輩である二十歳の八千草薫子は、家庭環境にいろいろと複雑な物を持っていると、初詣に行く途中に話をした直後、彼女は俺に自分たちはカップルに見えるかと聞いてきた。
 俺は父親と中学生の娘じゃないかと答えると、彼女はそれはそれで背徳的ですねと言って笑ったのだった。

 こんな感じでしょうか?

初詣までの路  作者:大蜷局大吉 ◆XYndhCe37s  へのレス
まだ書き落としたことがたくさんある気がしますが、とりあえず今回はここまでにします。
繰り返しますが、私は作者さんがどんな人で、どんな方向を目指しているのか知りません。
いろんな方が作者さんの小説にコメントをしてきたと思いますが、その中から大切な指摘を
選び出し、ご自分の力にして戴ければと思います。

それでは、お互いに頑張りましょう。

初詣までの路  作者:大蜷局大吉 ◆XYndhCe37s  へのレス
2)将来的に、エンタメやラノベの分野で、プロを目指す場合

そのつもりが無ければ、ここから下はお読みにならないことをお勧めします。
恐らく傷つきますし、袋小路に迷い込んで、小説を書くことが面白くなくなるかもしれません。

では、はじめます。
この投稿作は、恐らく軽い気持ちで書き流したものですよね?
そして、終わっていない。つまり、まだ続きがある。というか、まだ全然序盤の方。
セオリー的には、物語の構成要素を一通りチラ見させるべき場面ですが、
中途半端な所でDVDが一時停止になっている気分です。
少なくとも、私にはそう感じられました。

こういう状態ですと、読者がどんなに頑張っても作者さんの実力の程度や、小説の方向性(狙い)、
展開の巧みさ等をキチンと把握できず、コメントの精度が落ちてしまいます。
(文壇の方と直接お話しする際、よく同様のコメントを耳にします。)

これでは、作者さんが実力試しに参加した意味が薄れてしまいますので、
ちゃんとした評価を望む場合は、しっかり仕上げてから投稿することをお勧めします。
少なくとも、小説中の欠点を指摘された時に
「やっぱりか…でも、その点は自覚してたし、本気作ではそんなことしないから問題無し!」なんて
自分を甘やかす言葉が出ないレベルまで推敲することをお勧めします。

とは言え、他に方法が無いので、現在の投稿作に対し、推定を交えてコメントを入れますね。
基本的には1番のコメントとだぶりますが、描写の要否判定。どのような場面を選択して書くべきか。

以前、文壇の偉い先生(逆らったら廃業確実な)と一緒にアマチュアの応募作を読んだことがありますが、
今回のような密度薄めの展開が続きますと、先生は「こんなの3行で十分だ(不要な場面、不要な描写だらけ)」
と言って原稿を放り投げてしまいます。
本当に3行で書けるのかどうかは別として、それくらい重大なことなのだと感じて頂ければと思います。
作者さんの胸の中にある物語のうち、どの場面をどのように書くのか。慎重に決めて下さいね。
素材が悪ければ、どんなに調理に時間を掛けても無駄になってしまいますから。

そして、基本的なことで申し訳ないのですが、枚数の中できちんと話をまとめる習慣を付けた方が良いと思いました。
これは、特にプロを目指す場合(中、長編を書く場合)に効いてきます。
10枚、20枚レベルなら、話術やネタ、雰囲気だけで面白く読ませることができますが、
それ以上の長さになってくると、きつくて読めなくなってきます(飽きてくる)。
私が知る限り、ここは多くのワナビの人がとても苦労する点であり、プロとアマの分岐点のひとつと言っても良いと思います。
この点について勉強したことが無ければ、適当な小説指南本を読んで各種の手法を知るのもひとつの手ですね。

ネット上では短編の上手下手で評価が決まりがちですが、中長編には別のスキルが重要になってくること。
ネット上での評価と、中長編書きとしての評価が必ずしも一致しないこと、これも早めに意識しておかないと苦労すると思います。
短編だけならプロレベル、という方は、ワナビにも結構たくさんいるんですよ。

初詣までの路  作者:大蜷局大吉 ◆XYndhCe37s  へのレス
このお祭りは中止されましたが、投稿してくれた作者さんの気持ちを嬉しく感じたことから、
今回は、この1作だけ感想を入れさせて頂きます。

ただし、残念ながら私は作者さんのことを知りません。
1)ただ単に、仲間内で楽しめればいいと思っているのか。
2)将来的に、エンタメやラノベの分野で、プロを目指すつもりなのか。

上記のどちらなのかによって、ふさわしい感想は異なってくると思います。
ですので、今回は2種類の感想を入れてみますね。

1)仲間内で楽しむことが目的の場合
面白かったです。
投稿の最後まで読み終えてから、この内容なら(暇つぶしに)続きを読んでもいいなと思えました。
素人小説の少なからずが、数枚だけでも読んでいて苦しい、読み終えると心底ほっとするレベルであることを思えば、
これはきちんとエンタメできていますし、基本的な評価は高いです(まず第一に、面白さが大切)。

小豆色のジャージのヒロインも、マニアックなツボが押さえられていてGOODです。
(この部分については)ディテールの描写が絶妙で、ロリコンには溜まらないと思いますw
18禁ネタの方も、多少やりすぎの感はありましたが、私は楽しく笑えましたよ。

ただ、不要な描写(あっても無くても小説に大きく影響しない描写)が少なからずあって、
気の抜けたコーラ、湿ったクッキーのような微妙さ(間延び感)があるのも確かです。
この状態でもそれなりにおいしいが、もっとおいしくもなれる…という感じでしょうか。
その描写は本当に必要なのか、何のためにあるのかを考え、
意味が薄そうならズバッと切り落としてシェイプアップをはかる等、お勧めしてみます。

それと、会話にネタを盛り込むのは良いのですが、所々あまりに長すぎて、物語のテンポが崩れがちでした。
盛り上がり部分で急に紙芝居のような平坦な印象になるのは、このせいもあるかもしれません。
また、ネタが少々過激すぎ、ヒロインのキャラや雰囲気にヒビが入っているように感じられる所もありました。

以上、どれも致命的ではありませんが、改善されると洗練された小説に生まれ変われる気がします。
(洗練されすぎると、粗野で猥雑な面白さは減じてしまうのですけどね…。)

素晴らしき夜に虹を見つけたら、世界にさよならを教えて  作者:苗字名前  へのレス
あとで簡素します。

モダえよん2  作者:ひやとい  へのレス
どうもです。

モダえよん2  作者:ひやとい  へのレス
わろた。(TOT)

以上

北国  作者:白鷺郷  へのレス
感想としては、ふむ。としか、自分には言えません。
寒い北国で酒を飲んでうたた寝。雪女の夢を見て、いかんいかんと起き上がり、布団に入った。
簡潔にまとめると、こんなかんじでしょうか。
孤独や寂しさを伝えたい。そんなのが、もしもあるのなら、ほとんど伝わってきませんでした。

文章に関しては、一つ一つを洗練していくのもいりますが、まず順番が悪いように思います。たとえば、下記の文章を最初に移動してみてください。
>そうか、とうとう雪が降ったか。
たったこれだけで、印象が変わると思います。

>降ったもんは仕方がない。とりあえず飯にしよう。
これなんかも、一文前に移動するだけで、違うと思います。
他も応用です。推敲してみてください。

それと、全般的に雰囲気を出そうとしているのは、わかるのですが。
人間がみえてこない。のが、決定的にだめだと思います。
たとえば、 
>大きくため息を吐くと、ゆるゆると立ち上がって棚から缶詰を取り出した。
こんな風にロボットみたくまとめちゃってますが。

大きなため息を吐けば、せっかくの体温が逃げ出してしまう。そんな諦めを思った俺は、仕方なくゆるゆると立ち上がり、ガラス戸のついた棚のなかに食料をもとめる。行儀よく並んだ缶詰のラベルを見て思いついた。せめて雪見酒にでもするか、と。

(ちょっとアレンジしました。前後の文脈も無視しているので、そのままはめこむと、変になるです)

表現の仕方は、作者さんの自由ですが。現状の主人公は、作者さんの意のままに動くロボットですね。
以上、おしまい。

北国  作者:白鷺郷  へのレス
>その日は一日寒い日だった。
寒い日とそのまま書くのでなく、寒い様子を文章表現するのが文芸。
家の描写も欲しいところ。書かないならこの冒頭の一文はいらない。

>天井に見える蛍光灯がやけに薄暗く思える。夜の闇は夏でも冬でも変わらないってのに。
これは秀逸。素晴らしい。

>北国に生きる者にとって、雪は憂鬱なもの以外の何物でもない。
>北国の冬は厳しい。
タイトルが北国なのに文中にもあるとクドイ。説明臭く感じる。

>俺はこの不思議な現象を、何故かすんなり受け入れた。
これも説明臭い。孤独な男の一人称だろ? 誰に説明してるの?
孤独な様を表現するのにこの文章が相応しいと思う?

文章に潔さが全く足りない。

良心  へのレス
筋は追えたので、まず文章そのものはいいのだと思います。
その上で、大きく捉えて残念なことが一つあります。
それは、小説のなかで場を作り上げていないことです。
(最後にオチを狙っているのかと、深読みしながら読んだくらいです)

働いているのはわかるのですが。いったい、どんな仕事なのか?
工場なのか、ショップなのか?
また、何人かの同僚が出てきますが、男女の描写すらされていません。
相手は若いのか、神経質なのか?

いくらでも、書くべきことがあるように思います。

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