春の闇 作者:ぷぅぎゃああああああ へのレス |
春の闇をフライパンで真黒に漕がして皿に盛り付けましたか…… 文庫本の応酬には笑いました。この作品、作者名を伏せれば評価がわかれるとおもう。
ワタシの知る作者の作風ではないから。これにはちょっとおどろきでしたね。 それにしても、細かな描写が巧み、 『ポケットのあるカーディガン』ほう、春なのにまだ寒いんかいな、この地方はと おもえば、これが伏線であった。
それでもあえて、ひとこといわせてもらえば、擬音に品格がない。 なんだか、この作品にかぎらず今回の祭りにはシモの話が多い。 それがちょっと不満でもある。
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或変態の一日 作者:ランダカブラ へのレス |
変態から卒業すると、神になるという突拍子の無さは、日本人のお母さんと北海道犬の白い犬の間に黒人の子供が生まれるというどこかの携帯電話会社のCMの様な突拍子の無さと々くらいのレベルだと思うのだけど、果たしてそれは卒業と言えるのかというテーマに絡んだ問題になるのだが、個人的にはあまりテーマに沿っているとは言えないのではないかと思う。 そもそもが変態が変態行為に及び、発覚してしまった事でそこから逃亡し、その途中で事故死したというだけの事である。 それを卒業というのはいかがなものであろうかと思うし、いやいや自滅しただけじゃないかと思うのだ。 走馬燈の中で母親の話になるが、それがそれまでの文章と、さほど繋がっているようには感じられないし、その部分が無かったところで、この作品の評価がさほど変わるものではないと言っておく。
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春の闇 作者:ぷぅぎゃああああああ へのレス |
素晴らしい。穴がない作品。トーナメントに参加してたら有力だっただろう。 ところで町会議員って高速誘致できるほど権限あるっけ?w
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春の闇 作者:ぷぅぎゃああああああ へのレス |
土地を巡る嫁姑の心理的抗争か。 起承転結のバランスがよく構成の妙は流石だが、糞尿を漏らしてまで嫁をはめようとする老婆のしたたかさに笑えたのと同時にそこまでやるかという違和感もないではなかった。
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或変態の一日 作者:ランダカブラ へのレス |
前半はこれでもかという変態描写の連続で笑って、でもそんな変態が最期の瞬間に思い起こしたのがお母さんのことでよかったなと若干ほっこりした。
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NAOKI(完全版) 作者:小山内 へのレス |
よくわからん話。
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0214 <バレンタイン祭り参加作品> 作者:押利鰤鰤 ◆1zHf6crhd. へのレス |
>>1 ありがとうございます。 >>主人公の見た烏丸さんは高熱に浮かされた故の白昼夢であったろうか、それとも所謂幽霊であったろうか。 どっちもと言う事で。 >>2 ありがとうございます。 >>アダルトパンティーをどこで買うのだろうか、ドンキ?パッポン? こう言うのが買いやすいのは、ドンキでしょうね。スケスケの穴空きと言う事で。 >>3 ありがあとうございます >>子供の頃「お尻ぶりぶり〜」とかクレしんしてたイメージ。 ちょっと、実年齢より幼いイメージというか、これを機会に大人になっていくというか。 >>4 ありがとうございます >>死んでも世話を焼いてくれるクラス委員長さん可愛い。 もう少し枚数があればセリフも増やせたのですが、少し少ないですね。 「いとみち」と言う小説に出てくるヒロイン、いとみたいなヒロインがかければいいなとおもいます。 >>5 ありがとうございます
>>うっかりすると、「チョコレートだけは残っていた」的な回答を書き込んでしまいがちだが、あえてそうはしなかった。 >>達人のなせる技である。
本当は書いてましたが、枚数オーバーの為に削った部分の中に含まれていました。 結果オーライと言う事で。
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NAOKI(完全版) 作者:小山内 へのレス |
昔、読んだことありますね。これ 文章にしろストーリーの流れにしろ、完成度的には悪くないと思いました。 ただ、面白いかと訊かれると、うーん。となります。 正直、何が原因なのか、はっきりとわからなかったので、一意見として捉えてください。 まず、 SMという軸は、別に悪くないと思います。最後にオチる部分も、別段問題はないかと。 ただ、 そこに至るまでの、説得力と言いましょうか、オチた時に「ああ、そういうことか」みたいな納得感がなかったです。
問題はたぶん、このあたりかな、と。 >キャロラインが二十歳のとき のくだりから、作者さんは、たぶん、S同士の反発みたいのを、ほのめかしたかったのかな。と理解したのですが、うまい具合にオチと繋がらなくて、単なる無駄な文章になっているかと。 ああでも、どうやったらうまい具合に繋がって、面白くなるかは、わからんかったです。 あんまりあざといのも、しらけさせるだけでしょうし。難しいですな。
それと、 ヴァン・アレン帯って、本当にあるんですね。勉強になりました。
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0214 <バレンタイン祭り参加作品> 作者:押利鰤鰤 ◆1zHf6crhd. へのレス |
ライトタッチの名品。軽妙な語り口が、いい具合に胸に迫る!
ありがちな(?)ラノベ展開かと思いきや、ちょっとした驚きと、じわじわ来る切なさ。 肩の力が抜けていて口当たりが良いだけではなく、適度なユーモアの香りが一貫して鼻腔をくすぐり、かつ、ほろ苦い隠し味が忘れがたい小品に仕上げた。
病のため幻を見たのか、それとも・・・。うっかりすると、「チョコレートだけは残っていた」的な回答を書き込んでしまいがちだが、あえてそうはしなかった。 達人のなせる技である。
「僕はそれくらいしていいだろうと思った。」というラスト一文も効いている。 恐らく人生で初めて実りそうになった恋が、あっけない形で失われてしまった。そんな少年だが、泣き叫ぶのでも恨むのでもなく、あくまでも控えめに締めくくる。 なんとも切ないではないか。
第二回文芸部祭りのラストを飾るに相応しい、必読の逸品!
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NAOKI <バレンタイン祭り参加作品> 作者:小山内 へのレス |
バレンタイン祭りにSFをぶつけてくる、その発想が素晴らしい!
常人には、なかなか思いつかないことだ。 目を引かれるのは、端正であり無機質とさえ言える文章だ。 この物語、世界観にこれほどマッチした文体はないだろう。そのために、雰囲気がとてもよく醸し出されている。 藤子F氏のSF短編のような味わい。 長さも適切であろう。こうした作品をぜひ量産していただきたい。
本作品は、その発想の大胆さ、スケールの大きさに面白みがある。 S気質の兄妹。兄は宇宙空間で人工知能に拷問し、妹は地上で夫に鞭を食らわせようとしている。 特に意味を深追いする必要はない。なんとも壮大なバカらしさに、一種清々しい笑いがこみ上げる。
なお本作の完全版もアップされているが、短縮版の方が切れ味鋭い。 「二次稿=一次稿マイナス10%」という公式があるとかないとか。
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