非常に読ませる文章だったけど、視点をどこに持って行けばいいのか少し戸惑った。赤鬼はJinではないよね。赤鬼はみんなと混じって儀式を見ていたのかな。シェフはその場で調理したのかな。キリスト教徒でありながら刺青だったり、鬼だったり、いろんな対比や矛盾が散りばめられているように思ったけど、どんな意味があるんだろう。少し読解が難しい作品だったけど、カオスというか狂宴というか、そんな世界観はバッチリ伝わってきました。

あれ、ケータイからは評価できないのかね。肯定です、肯定。コメントいっぱい付いてるー！ってぬか喜びさせたらごめんなさいさい。

評価するの忘れた。チャレンジ精神に乾杯！

全体としては取り立てておおと思うようなところはなかったけど、導入の文章は綺麗だと思った。
ただ、オチに向かって盛りつけがされてないというか、あまりオチたという気がしなかったというのが正直な感想。ローラこいつ女なのになんか変や、というヒント的なもの疑問のようなものをもっと与えてほしかったかも。ゲイのバレンタイン、指輪をチョコに埋め込む、このアイデアを思いついてショートショートチックに書けるというのはすごいなあ。

歯は欠けなかったのか、欠けたのか。チョコの中に指輪が入っていることを知らずに勢いよく噛んだら欠けるのではないか。まあいいか、そんなことは。
舞台をニューヨークとする必然性はあったのか。別に六本木でも何ら変わらないのではないだろうか。作者の西欧コンプレックスの顕れだろうか。まあいいか、そんなことは。
しかし私はあなたの作品を肯定する。何故なら私はつい先日私より背の高いニューハーフ相手にニューハーフ童貞を喪失したからだ。キスをすると男っぽい味がした。口での愛撫が男らしく力強かった。思い出すと乳首と陰茎が痛む。
私のニューハーフ体験に、乾杯!!

まず、誤字の訂正を二ヶ所。屠殺上→屠殺場、願思い→願いor思い。
格調の高い文体とは裏腹に内容はグロテスクというか残酷なエレメントもあり、しかし最後の「死をなくして本当の意味での信仰などあり得ない」が示す通り非常に真摯な作品であるともいえる。アステカやマヤの文化圏でもかつては宗教的儀式、秘祭に生贄を捧げており、それはさながら殺人許容の時間、規律的労働とは明確に区別された非日常的な神聖な時間であった。
隠語的に使用されている「赤鬼」の解釈は外国人で構わないのだろうか。人体改造は取り返しのつかないもので（永井荷風も晩年は刺青を恥ずかしく隠していたそうだが）、後悔するといけないから私は個人的には興味がないが、その神をも恐れぬ行為の元に寄り集まる人々の特殊な世界観を巧みに描写できている作品であると思った。

なるほど、最近の若者にはバレンタインに男から女へプレゼントを贈る風習もある訳か。そういえば数年前に「逆チョコ」というのがやたら喧伝されていた気がするがその後定着したのかどうか。
あと、主人公たちが中学生なのか高校生なのか、身分を明らかにさせておいた方がいい。
文章は悪くない。主人公のやるせない感情も染み込むように読み手側に伝わって来て、その点も一定の評価に値する。

ローズマリーというと
効用は消臭抗菌効果の他に血行促進に記憶力改善etc。
香りはお線香系。若返りのハーブと言われお婆さん向けなイメージがある。
「指輪物語2014」の作者さんのほうはまだ若いイメージかな。
ローズマリーは園芸的には逞しくあまり手間がかからない。
見た目は地味系だが安定した常緑。←後半は作者イメージにあうか。
立性と匍匐性があり葉は細かい。花もやはり細かく夏の前半頃に咲く。
香りを楽しみながら剪定、鉢植えでトピアリーに挑戦するもまた良し。
結構デカくなる、ので地植えする際は場所に注意。
いや別に関係ないですが…………

ベタな展開に笑った。
気になるのはチョコに指輪を仕込む技術だが、リチャードも手作りチョコで臨んだということか。
オチは背の高かったローラが実は元ロバートだった、という諧謔も悪くない。

そろそろ物語も書こうね☆